約 1,447,337 件
https://w.atwiki.jp/gennsousekai/pages/105.html
Exterminator mechanization Knight 殲滅特化型重機装化騎士 ソレグレイユにおける最強の兵士たちであり、その機械装甲を装着するため人体の有りとあらゆる所を機械化している。 それは脳髄も例外ではなく、彼らは通常の人間の100倍近い速度で思考し、それを行動に移すことが出来る強靭な身体となる。 だがそれゆえに寿命も縮まるうえに、機装化手術に適合する者自体が少ないため志願者は多くはない。 彼らが万全の装備であるならば、その戦闘力は中級悪魔を凌駕する程の圧倒的な強さを誇る。 era2 era3 ソレグレイユ 兵器 技術
https://w.atwiki.jp/gennsousekai/pages/45.html
この"原初の墓地"はありとあらゆる種族が死亡したのちにたどり着く転生前の最後の場所であり、 墓という概念すら無き頃から存在すると言われる。 墓に現れる人間らしき銀髪の少女は墓に集まる膨大な数の人々を転生させる役目をもち、 次代の生に禍根を遺さぬように、慰め、あやし、鼓舞するという。 追記 我々は一つの仮説を立てた。 墓に集まる種族は人間が多いわけではないことは統計が出ている。 そのためあの少女は人間ではなく、視認している種族によって視えかたが違うのかもしれない。 era1 地名 異世界
https://w.atwiki.jp/gennsousekai/pages/634.html
中型魔導支援爆撃機 ファレイラFa-23G『フレスベルグ』 ユグドラシルでは、建国以来機動力に優れた大小の飛竜を駆る 竜騎兵や竜騎士の部隊が空軍の大部分を占めていた。 高い旋回性能と高速力を兼ね備え、魔術礼装によって臨機応変な作戦行動を取ることが可能な飛竜は、 まさに航空戦力としてうってつけの存在であった。 しかし、ドラゴンやワイバーンを始めとした飛竜種には、兵器として致命的な欠陥がいくつか存在していた。 一つは、生物であるがゆえの装甲防御力の低さである。 この点は、帝国軍内でも以前から問題視されており、解決策の一つとして筋力に優れる鋼火竜クロデアント種などに 増加装甲を搭載し機甲竜兵団とする案が採用されたが、いかんせん『空飛ぶ重装騎兵、或いは軽砲兵』の域を出ず、 重装甲・高火力を併せ持つソレグレイユ軍と渡り合うには些か力不足という感が否めなかった。 もう一つが、特に運用面における信頼性である。 強靭な生命力を誇る竜といえど不死身ではないため、被弾時の出血が原因で戦闘行動中に意識を失う、 若しくは翼が使えなくなり墜落するというケースも多かった。 また恐怖を感じる生物としての本能から、敵を前にして錯乱し、騎手との連携を失うという事態も稀にあった。 そして極めつけは、個体数の確保が不安定という点である。 物量が何よりものを言う『兵器』としては、この問題は致命的であった。 飛竜は気高い種族であるがゆえに、例外もあるものの基本的には捕獲・飼育が困難で、戦力化には長い年月を要する。 また余程人間に気を許している場合以外は人間の手による交配を嫌うため、品種改良も難しい。 無論不可能ではないが、品種改良された種は個体数が少なく、軍団長や師団長クラス、 または戦功者に一部が配備されている程度である。 そのような航空戦力の現状を鑑み、era2後期のアルフレッド・シュタイナー陸軍准将(最終階級陸軍元帥)は 『新機甲戦力試案』と名づけた意見書を帝国議会及び軍に提出した。 その主だった内容は『重装甲・高火力を以って敵戦力の制圧を行う航空機及び 戦闘車からなる部隊の新設についての提案』であった。 この案には空軍や陸軍のみならず多くの軍関係者が興味を示し、 全軍の総帥であり元陸軍主席参謀でもあった時の皇帝ストライフ・ルイ・ユグドラシルも この案の有用性を理解していた。 しかし、これまで連絡・対空戦闘・軽爆撃がせいぜいであった航空機にこのような重装備を搭載することは 技術的に難があったため、国内の久平系の技術者を招き、 一部にはソレグレイユ系の技術も応用した航空機の開発が始まった。 そのうちの一つが魔導陣を利用した所謂飛翔術式の技術である。 後に魔導技術省官僚アルフォンス・メスレデルによって完成されるこの技術は、 当時はまだ実験的なものでしかなかった。 そして幾度もの試行錯誤を重ねて完成した新型航空機のうちの一つが、この『フレスベルグ』であり、 本機のような爆撃機型の他に、戦闘機型や攻撃機型、偵察機型の機体も存在する。 主動力はマナで、もともと魔力の運用ノウハウではソレグレイユを凌駕していたため、 動力に関しては比較的順調に開発が進んだ。 所謂"空飛ぶ戦車"である 『フレスベルグ』は、主に敵陸上戦力への爆撃を主眼において開発されているが、 ある程度の対空戦闘能力も付加されている。 これまでにない重装甲とAG13W魔導爆弾による竜を上回る爆撃能力、二門の85.5mm小型魔力榴弾砲による対地攻撃能力を兼ね備えており、画像のG型は陸上の歩兵支援に特化した陸軍型である。 その他には小型・軽量化され、艦載機としてタルペイア級魔導空母にて運用されているL型や、 対空迎撃に特化し首都防衛軍に配備されているD型などがある。 しかしその代償として、これまでのユグドラシル空軍の代名詞でもあった高速力はほぼ失われており、 敵弾の回避行動などは殆ど想定されていない。 運用開始当初は整備の劣悪さから稼働率が低かったが、整備環境の改善に伴い次第に安定していった。 その後シュタイナー准将主導の下、現在の各種航空団の前身である帝立実験航空隊が、 軍からは独立した皇帝直轄の組織として発足した。 『フレスベルグ』は現在、空軍内の帝立爆撃航空団に改良・発展型が多数配備されているほか、 今尚主力である帝立機動竜騎兵団・竜騎士団にも少数が支援用として配備されている。 この一連の兵器開発計画がひとまずの成功を見たことで、 ユグドラシルの軍事力は大幅に向上したといえるだろう。 era2 era3 ユグドラシル 兵器 技術
https://w.atwiki.jp/gennsousekai/pages/23.html
生ける宝石・エデル・クライノト その動物達はあまりに美し過ぎた。 彼らの体液は空気に触れた途端にルビーや水晶の煌めきに変わり、彼らの内蔵もまた、真珠やその他の艶やかさに変わった。 人間の欲望の的となった彼らは乱獲され、今では動く姿を見る事さえ叶わない。一部では絶滅さえ噂されている。 だが、時たま足元に転がる雫型のルビーのせいで、人間は生存の可能性を消せないのだった。 era1 種族
https://w.atwiki.jp/gennsousekai/pages/511.html
静雨の街 ミスティ・コースト era2中期、ソレグレイユの大繁栄期に、懐古主義的物好きの中産階級の者達が共同出資し、 旧世界遺物の煉瓦建築などを再利用して郊外に蘇らせた小さな街。 旧世界においてヨーロッパと呼ばれた地域の地方都市を模して修復された街並みは、 元々の姿を知らないはずの現代に生きる者にも、何故か不思議な懐かしさを与える。 直ぐ背中にはなだらかながらも標高の高い山脈、真正面には海ということで、 ある季節に海から登ってくる湿った空気が、山の傾斜に水分を少しずつ搾り取られて 長く断続的な弱い雨を街に齎すことから、静雨の街という名で呼ばれることもある。 産業は比較的穏やかな気候を活かした農畜産業と海での漁業が中心で、 市場へ流す量よりも地元で消費する量の方が多いという地産地消を地でいく経済体系を取っている。 故にか、中央の景気に影響されることが余りなく物価も安定している為、 多くを望まない生活を送りたい者にとっては理想的な街であろう。 尚、ここは現在ソレグレイユ首都メルシュテルに居を構える冒険作家シュニッツラーの出身地であり、 生家の周辺にある行きつけであった店などは観光に来たファンを相手に小金を儲けているようだ。 「この作品を、恐ろしく退屈で全く面白味のない愛しい故郷の人々への娯楽として捧げる」 ―――シュニッツラー著『好奇を欲する少女の冒険譚』 前書き era2 era3 ソレグレイユ 人名
https://w.atwiki.jp/gennsousekai/pages/418.html
ホトケの道 仏道 行善を開祖とする宗教の一つ。 一般的な旧態の神に対する信仰とは一線を画する、独特の性質を持つ。 まず、仏道には神は存在しない。 ホトケ(信者の間ではブッダ=仏陀、或いはシャカ=釈迦と呼称)とは、 厳しい修行の末この世の人間で初めに仏道の探求する真理に到達した=悟りを得た者の名前で、 仏道の信徒は彼の得たその悟りを己も会得することを目的としている。 その真理というのは、簡潔にまとめると、 『この世の全てはシューニャ=空という主体性のないものである』 というもの。 これを理解することで、『輪廻転生』といい、『廻る車輪の様に死んだ後に生まれ変わりを繰り返す』 命をゴクラク=極楽という存在の高みに昇らせることができるとしている。 また、仏陀は修行を行う際にやってはならない禁忌を多数定め、これを破ると輪廻転生から脱するどころか、 次に生まれ変わる時に動物や虫などの低級な生き物に生まれ変わってしまうとも伝えている。 仏道の信徒は、この様に厳しい環境の中で修行に励んでいる。 era2 era3
https://w.atwiki.jp/gennsousekai/pages/337.html
《紅き歌姫/Red diva》 ソレグレイユが極秘裏に開発していた歌姫型アンドロイドを基に造られた戦闘用人造人間(アンドロイド)。 この機の前身となった歌姫の製造方法を転用し、近接格闘を想定した強化外骨格や、後頭部から伸びる索敵レーダー、 エヴィングの技術を応用した飛行ユニットを搭載している。 第一次文明戦争以降、エルフから成る魔術師部隊や手懐けた大型生物を、より兵器化した現在のユグドラシル軍に対して、 一般の装甲歩兵では対処仕切れぬようになっために、ソレグレイユではこのような兵士の次世代的な機械化が進んでいる。 また、戦闘用プログラム以外の機能はそのまま使用しているため、 起動などの際に聞くことのできる音声は歌姫同様に、とても聞き心地の良い声である。 待機中に彼女と会話を交わせれば、一曲リクエストすることも出来るだろう。 era3 ソレグレイユ 兵器 技術
https://w.atwiki.jp/gennsousekai/pages/679.html
初代皇帝 バルバロッサ・ジオ・ユグドラシル 当時テオゴニア大陸最大国家であった神政アースガルズ首長国の最高指導者である首長、 第41代神官王マーレイ・バル・アースガルズの五男として生まれた通常種男性で、 旧名はへレン・ユノ・セリス・アースガルズ。 兄四人に加え姉が二人、年上の従兄弟が五人いたが、人間不信であったためか兄弟仲はあまり良くなかった。 また彼のみ母親が他の兄弟とは違っており、彼の母はアースガルズに併合された小国ミズガルズ、 後の嬰ミズガルズ王国の王女であった。 唯一尊敬していた人物である父王の早逝後、まだ年若かったヘレンは傲慢な兄四人の王位継承争いに いい加減疲れ果て嫌気が差し、そこから逃れるため自ら王宮を去った。 そして友人であったウィルヘルム・ツァン・ロクタスやアンドレアス・レペス・レーサリエスらと 従者を引き連れ、国土の端アヴェンディア―現在のノース・ルーテンシア―に移住した。 しかし、そこで静かに暮らそうとしていた矢先、王都ラスヴァルトから急使が派遣され、 次兄サルトス、三兄ロブレスが長兄ランガスを誅殺し、 これを父王の死とともにヘレンの策略によるものだと主張し、私兵団を率いて襲ってきたという報せが届く。 叛逆者の汚名を着せて自分を殺し、王位に就こうという魂胆が見え見えであったが、 しかし正面からぶつかっては到底勝ち目が無かったため、やむをえず国外に逃亡。 そこでアースガルズが分裂したと思われないように名を変え『ユグドラシル自治王国』を建国した。 そして彼は生活に不満を持つ民から義勇兵を募って国軍を組織し、 執拗に追ってきた兄の私兵団を計略を以って打ち負かし、降伏させ逆にアースガルズとの同盟交渉に利用した。 その後対外的な発言力を少しでも強め、国家の代表であると諸外国に示すために「騎士王」という称号を名乗り、 軍師であったロクタスらと共に、周辺の大国と同盟を結び、時には実力を用い着実に勢力を拡大していった。 また当時は、諸国領は国家の支配が及んでいない無法地帯となっている地域も多く、 凶悪犯罪・魔物被害が多発し、国家間の争いもひたすら散発的な泥沼の殺し合いが続くだけの膠着状態であった。 彼はそういった地域の民の現状を鑑み、統合という形で自らの管理下に引き入れ、 生活を保障すると同時に地域の安定化、人心の掌握を図った。 そしてウルズ川、ヘルヘイム城の戦いで旧ソルグレイユを退けたアスガルドを戒ヘルヘイム王国として統合、 最後まで敵対し続けた哭ニヴルヘイム大公国ともアルゼファー氷火山での決戦の後ようやく和解し、 首都をファンタズムと定め、神聖ユグドラシル帝国初代皇帝に就任した。 その後統合した各王国を再独立させ汎イルミンスール統一王国盟邦を設立、さらに軍再編、宗教改革、 都市整備や治安改善など様々な方法でテオゴニア大陸を安定に導いた。 これらは数百年続いたとされる、ジャッジメントデイからera2開始までの暗黒時代の出来事であるため 現存する資料は比較的少なめであるが、「騎士王」を名乗る人物によって書かれた、 しかし本人のものとみてほぼ間違いないとされる手記が現存している。 『バルバロッサ手稿』とも呼ばれるこの手記は全1047部にも及び、 彼が幼かった頃から建国以降に続く状況が詳細に記録され、 学界では現在でも盛んな研究が行われており、『帝祖本紀』という名称で出版もされている。 しかしところどころ不自然に破り取られていたり、途切れているところも存在するため、 各所で捜索も行われているが未だ見つかっていない。 バルバロッサ本人は、このような巨大な帝政国家の開祖とはおおよそ思えない奇妙な人物で、 基本的に温厚で思慮深く多趣味、物好きで柔軟な思考と独特の感性の持ち主である。 しかし一度抱いた恨みは晴らすまで忘れないという一面もある。 兄達や、民を虐げる圧政者が「許せない」のではなく、 純粋に「忌々しい人間の屑」なのだと手記に強調して書いており、 濡れ衣を着せられたことを長い間根に持っていたことが伺える。 人種・階級問わず平等に接する人格者として称えられる一方、徹底した理論派・現実主義者としても知られ、 ただ平和を叫ぶだけの不必要にプライドの高い人間を嫌い、自国・同盟国民の利益の為であれば 敵は徹底的に潰し、思想や宗教すらも利用する。 もちろん実力を行使するのは例外なく相手から攻めてくる危険があり、 しかも説得にも応じない場合のみではあったが、その二面性はガノッサをも上回る。 また王宮時代兄弟中唯一許嫁がいなかったなど女性運は歴代皇帝の中でも抜きん出て皆無だったようではあるが、就任直前ようやく一人の妻セレニアを娶っている。 非常に用心深く、謀略を幾重にも巡らせた上で戦いの度に鎧を変え、 陣中で自ら部下たちを労うことも忘れなかった。 剣や武器は好きだが戦闘はそこまで得意ではなく、どちらかといえば学者・政治家肌の人物である。 帝国の至宝として伝わっている『エクスカリバー』『ガラティーン』などについても、 「私がこの剣を握らなければならない時とは即ち、我が軍が壊滅、敗走し追い込まれた時である。 先頭に立って率いるのは戦死する可能性の低い歴戦の将軍の役割であり、 全く戦力になり得ない私が出て行き出会い頭に撃ち落されれば、徒に士気を下げることにしかならない。 私、もしくは誰かがこれを握らなくて済むよう軍を勝利に、民を繁栄に導くことこそが、 支配者たる私の責務である」と、剣そのものについてはあまり触れていないため剣の出自も不明。 他にも彼の手記には奇妙な部分が多く、本来ならこういう文書には自らの正当性、 成果を大袈裟に脚色することが多いのに対し、 彼の手記は成果は不自然なほど簡潔、途中で遭遇した諸問題に関してはとてつもなく脚色して書かれており、後世の歴史家を大変困惑させた。 例えばある国との交渉の記録は5ページ程度なのに対し、 自ら地方の小国に交渉に出向いた際変な果物を食べてものの見事に中ってしまい、 腹痛で三日三晩のたうち回った時の日記は10ページ余りにも及び、 その所為で現在その変な果物は『バルバロッサ・キラー』という縁起でもない名を付けられた。 他にも肥溜めに嵌る、大理石の階段から落ちる、泥砂に埋もれ死に掛かるなどということも記されている。 おまけに歴史家に見せることを見越していたのか、 ところどころに「何々の記録は皇帝府の何処の部屋の床下」などということが書いてあり、 それによって発見された文献も多い。 ユグドラシル歴史学会議長エトムント・ベールケは、 「我らが帝祖は真に複雑怪奇なる御仁なり」と述べている。 現在『帝祖』『大帝』などと呼ばれている彼は、現皇帝も「陛下」という呼称を用いるほど、 帝国の民全てに親しみをもって敬われている。 画像の左二つは戦時中、右端のものはユグドラシル建国から数年後のバルバロッサである。 『これを読んだ者は、恐らく私が皇帝であるなどとは誰一人思わないだろう。 理由は簡単だ。私には誇りが何一つ無いからだ。 そのおかげで、私は今もこうして、一日中惰眠を貪っていられるのだ』 ―――『騎士王本紀』より era2 ユグドラシル 人名
https://w.atwiki.jp/gennsousekai/pages/456.html
春森の一面 オールグリーンの深い森が続く森林地帯。 自然との共存を思想とするエルフ種はこういった場所で集落を形成している。 通常種とは馬が合わないことがしばしばで、 基本的にエルフ種は、外からの人間を快く思わないことで有名である。 『湖に出た。有り難い、ちょうど飲み水を切らしていたところだったのだ。喉を潤そう。 そうして近づいてみると、先客が一人。身なりからして、近くの村のエルフだろうか。 森の中に集落を作るようなエルフは、外からの人間を避けがちであるから、 私もなるべく彼らと関わりを持たないようにしてきた。 しかし、その少女は違った。村長の娘であるという彼女は、私を外からの客としてもて成してくれるそうだ。 長年干渉を避けてきた私だが、たまには彼らとの交流も良いかもしれないな。』 ―――探検家ゴッヘルザッホの手記より era2 オールグリーン 地名
https://w.atwiki.jp/gennsousekai/pages/245.html
辺境の町 クロムクロム ユグドラシルの奥地に存在する人口500名弱の小さな町。 観光に適したような場所も無く、外部からの人間も殆どない、どこにでもある辺境地。 悪魔の出現数も年に下級が1~2体現れるかどうか、という場所であり 自衛出来るだけの地元の魔術師もいたので、悪魔祓いや軍からの派遣部隊などもなかった。 しかし、ある時を境に悪魔の出現数が例年の数百倍にまで膨れ上がり、 ユグドラシル内における年間出現数の約2割にも及ぶという異常現象が発生した。 自衛組織は意味を成さず、また町からの脱出も不可能なほどになった。 さらに、クロムクロムからほど近い街へも被害が拡大したことで、国が事態を把握。 教会から悪魔祓いが派遣されることとなった。 このような現象が何故この場で起きたのか、原因は今も尚不明だが、 画像に写る、派遣されたBランク悪魔祓い率いる部隊が現地へ駆けつけた時には、 住民から相当数の死傷者が出ていた。 そして、悪魔の掃討戦を終え、悪魔の発生地点と思しき場所にやってきた悪魔祓いたちが目撃したのは、 ユグドラシルの望みを叶える鍵やも知れぬものであった…… era3 ユグドラシル 事件 地名